鈴芽 ~幸せのカタチ~
陽射しがあるうちはまだよかったが、
陽が沈むとさすがに震える程寒かった。
『やっぱり張り込みにはあんパンが必要だったね。』
そんな中でもえっちゃんは、くだらないことを言って笑っていた。
あまりの寒さに、あたたかい飲み物を飲むしか暖をとる方法がなく、
私たちは何本もコーヒーを飲んだ。
『もぅ8時だよー。会社員だったらそろそろ終わっててもよくない?』
えっちゃんの唇は青くなっていた。
『やっぱり私がトイレにいってる間にえっちゃんが見過ごしたんだ。』
私は寒さとコーヒーのおかげで何回もトイレへと駆け込んだ。
『えぇー?!私のせい?言わせてもらうけど、
私オジサンの顔見たことないし、
体格よくてすごく優しい顔なんて抽象的なこと言われてもいまいち想像つかないし、
第一!スズの書いた似顔絵下手すぎて参考にもならない!』
『だってぇ…。』
二人で私の書いた似顔絵を見て、またおかしくなって笑った。
陽が沈むとさすがに震える程寒かった。
『やっぱり張り込みにはあんパンが必要だったね。』
そんな中でもえっちゃんは、くだらないことを言って笑っていた。
あまりの寒さに、あたたかい飲み物を飲むしか暖をとる方法がなく、
私たちは何本もコーヒーを飲んだ。
『もぅ8時だよー。会社員だったらそろそろ終わっててもよくない?』
えっちゃんの唇は青くなっていた。
『やっぱり私がトイレにいってる間にえっちゃんが見過ごしたんだ。』
私は寒さとコーヒーのおかげで何回もトイレへと駆け込んだ。
『えぇー?!私のせい?言わせてもらうけど、
私オジサンの顔見たことないし、
体格よくてすごく優しい顔なんて抽象的なこと言われてもいまいち想像つかないし、
第一!スズの書いた似顔絵下手すぎて参考にもならない!』
『だってぇ…。』
二人で私の書いた似顔絵を見て、またおかしくなって笑った。