鈴芽 ~幸せのカタチ~
『熱は下がったみたいだな。』
『全く、何だってあんな時間にあんな所にいたんだ?』
オジサンはさっきからまだ一度も笑ってくれていない。
『朝、あそこに入っていくオジサンを見かけて…。』
『まさか…、あの時間までずっとあそこで待ってたのか?!』
ずっと怒っている。
『だって、あそこで働いてるんだろうって思って。』
『倒れるまで待たなくてもいいだろ?!
もし万が一変な奴に連れてかれでもしたらどうするんだ!?
もう少し考えて行動しろよ。』
『何で、そんなこと言うの?
やっと見つけたのに。
やっと逢えたのに。
待ってたのは昨日だけじゃない!
ずっと、毎日毎日公園でオジサンが来るのを待ってた!』
『全く、何だってあんな時間にあんな所にいたんだ?』
オジサンはさっきからまだ一度も笑ってくれていない。
『朝、あそこに入っていくオジサンを見かけて…。』
『まさか…、あの時間までずっとあそこで待ってたのか?!』
ずっと怒っている。
『だって、あそこで働いてるんだろうって思って。』
『倒れるまで待たなくてもいいだろ?!
もし万が一変な奴に連れてかれでもしたらどうするんだ!?
もう少し考えて行動しろよ。』
『何で、そんなこと言うの?
やっと見つけたのに。
やっと逢えたのに。
待ってたのは昨日だけじゃない!
ずっと、毎日毎日公園でオジサンが来るのを待ってた!』