こもれびアンサンブル♪
扉を開けると私と同級生の美音(みおん)と明奈(あきな)がこっちを振り向いて

「おぉー?あー花梨っちかー、私と明奈っちは15分にはもう来てたんだよー」

見ると時計は4時35分を指していた

「あぁーじゃあ結構待たせちゃってるね…ごめんね?」

「まぁ花梨のクラスは先生の話が長いですからね、仕方ないですよ!」

「うんうん、仕方ないよねー♪」

「う〜〜美音、明奈、ありがとぉぉぉぉぉ‼︎」

そういいながら私は美音に抱きついた

「うぉっと、ちょっ、ストップストップ、鼻水でてるしぃ〜明奈っちーヘルプヘルプー」

「………今日も平和ですね…ふふっ」

「笑ってないで助けてよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ‼︎」

こうして美音の制服は花梨の鼻水まみれになるのであった…
< 2 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop