りんごの木の下

ウザ子


あたしはこの日、バイトが入ってて学校帰りに直接バイト先に向かった。


厚志も同じバイトだったから、休憩時間にでも真ちゃんの事を言おうと思っていた。









「おつかれさまでーす」


本当は厚志と同じ時間に終わるはずだったのに、お店が忙しくてあたしが終わるのが遅くなってしまった。



「お先に失礼しまーす」

スタッフルームを出ると、そこには厚志が待っていた。


「厚志…」


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