りんごの木の下

「最近茉莉と一緒に帰れてなかったからさ。待ってた。送ってくよ。」


「あ…ごめんね…ありがと。」



もう暗くなってしまった中を2人で歩いていると、家の近くの公園のベンチに金谷茜が1人で座っていた。


「あ……」

「何??友達??」


心配して厚志があたしに聞く。

「うん…ちょっと待ってて??」



あたしは厚志をその場に残し、金谷茜の元に歩いていった。

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