りんごの木の下

「あ…茉莉ちゃん??」


後ろから聞こえた声に、うとうとしていたあたしはびっくりしながらも振り向いた。


「あぁ!茜ちゃん。」

「ごめんね…遅くなっちゃって…」

「ヘーキヘーキ。」

「………ん。」

「あ…で??話って何??」

「あぁ…うん…」


いきなりあたしに聞かれて驚いたのか、茜ちゃんは黙ってしまった。


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