Limit of Love-想いの先に-


「はぁっ……はっ……ぅ……

うぅっ……あ、ぁ……はぁっ……」



「奈都……?

奈都っ!
落ち着け奈都っ……

奈都っ!!!!」



何回か名前を呼んだ後

苦しそうな表情の彼女が
ゆっくりと瞼を持ち上げて



俺の名を呼んだ




目の前にいる彼女は
いつもと違いすぎて

名前を呼ばれただけで

柄にもなくドキッとする




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