Limit of Love-想いの先に-
先生は少し
お母さんに視線を向けると
私に視線を戻して
「そう?
君がそう言うなら……
お母様も
それでよろしいですか?」
「はい
私も奈都がそう言うなら……」
「…わかりました
じゃあくれぐれも
無理だけはしちゃいけないよ?
早くクラスの環境に
慣れるといいね」
「大丈夫!
頑張るよ
先生ありがとう」
「何かあったら
すぐに連絡するんだよ
お大事に」
そうして
今日は病院を後にして
明日の学校に備えて
私は家でゆっくり過ごした