【続】早瀬くん、好き。
やっぱ来てないんだ…。
てか早瀬くんいないんじゃ私ここにいる意味ないじゃんかっ!
「あ、やっぱり来てないよね…。
じゃあ私もかえ…」
ブオォォーン
私も帰ろうかな。と言おうとしたとき
バイクの爆音が響く。
「わり、遅れたっ」
早瀬くんっ‼︎‼︎
「兄貴さんきゅ。
じゃあ」
どうやらお兄さんにバイクで送ってきてもらったようだ。
「早瀬くんっ!
来てくれたんだ…。
よかった…」
早瀬くんは泣きそうになってる私をみて
「バーカ。
当たり前だろ?」
微笑みがら言った。
キュン
やっぱり早瀬くんは私をときめかせる天才だね。
「んじゃあ、イチャついてるとこ悪いけど俺帰るわぁ!」
早瀬さんが言う。
イ、イチャついてたように見えてたのかな?///
嬉しいっ
「んじゃぁねっ、心春ちゃんっ♪
…月夜くれぐれも気を付けろよ?」
ニコッと笑ったあとガラッと真剣な顔つきになる。
気を付けろってなにを…?
デートを?
ううん、そんな顔つきじゃない。