【続】早瀬くん、好き。

そのあと早瀬くんと雄介くんもマグロの水槽の方へ来る。



「あ…えっと中学の頃同じクラスだった中津くん。」


みんなに中津くんを紹介する。


愛花は一瞬驚いた顔をする。


そりゃあ…そうだよね。


愛花には話したし。


現に私だってこんなところで会うなんて驚いてるもん。



「どーも…」



中津くんは軽く挨拶をする。



「海くーん!
ジュース買ってきたよぉー。

あれ…?お友達?」



小柄でかわいい顔をした女の子が中津くんの腕に絡みつく。


中津くん、彼女できたのか。

中学の時好きだった子かな?


「あー、そんなとこ。
…じゃあ鮎原またなっ」



そう笑って彼女さんと歩いていった。


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