二人だけのヒミツ~黄眼の少女の高校life~
二章 君の秘密

7月5日 秘密

朝、いつものように登校していると、

「おはよう、天川さん。」

「え、あ、結人君。おはよう。早いね。」

後ろに結人君が小走りで追いかけてきた。

最近の大雨でじっくり話したときからたまに一緒に話していた私達。

「今日はどうしたの?こんなに早く」

「天川さんがもう行きそうだったから。」

「え?」

また結人君が変なことを言った。

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