二人だけのヒミツ~黄眼の少女の高校life~
私は小さい頃から各所を転々としてきた。

小さかった私は、友逹を作るのに、生まれつきのこの目を使っていた。

「はじめまして。あまかわるほです。よろしくね。」

たどたどしい自己紹介をしたあとは、いつも人が集まってきていた。

「なんでるほちゃんのめはきいろいの?」

「このめでおともだちとかをみると、みらいがみえるの。」

「ほんとに~?ぼくのみらいをみてよ~」

「わたしも~」

小さかっし、みんな羨ましくて、私は有名人みたいになっていた。

私はこの目は私が友逹を作るための秘密兵器みたいになっていた。

あのときまでは・・・
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