二人だけのヒミツ～黄眼の少女の高校life～

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「それで、前髪を?」

「うん。中学も、家で勉強してて、なんとか高校に合格して。」

その高校もちょっとしてすぐ転校。

ここは前の学校と学力があまり変わらないからあっさり入ることができた。

そっか、と、納得した様子の結人君。

「結人君は、その能力、みんなに言っている・・・わけないか。」

「・・・うん。たまにヤバイときあるけど、自分で切り替えできるし。」

「いいね、それ。私なりふり構わずだから。」

見た目がもう普通の人と違うから、なにもできない。

この目のせいで私は一人になった。

私は屋上から見える景色を見ながら結人君に言った。

「いいなあ、結人君は。まわりに人がいて。楽しそう。」

「天川さんだって、カワイイじゃん。」

「えっ。」

私はビックリして結人君を見た。

そのとき・・・