〜双子の憂鬱〜
新しい自分へ
ラスト1
「遅れちゃうわよ!!」
朝からそうやって声をかけないと、低血圧で朝が弱い大吾はなかなか起きて来ない。
ましてやここのところ・・・結婚にYESの返事をしてからと言うものの、毎晩のように愛を確かめ合っていては起きれなくても仕方ない、といったところだろうか。
「・・・お前は朝からパワフルだな・・・」
半分くらいムスッとした表情のまま、食卓につく大吾を見て可笑しくなる。
「そう?じゃあ貴方も朝からパワフルになれるようにする為、今日からは別々に寝ましょうか。」
差し出したコーヒーカップを持つ手首を物凄い勢いで掴まれる。
「それだけは勘弁してくれ・・・狂う。お前のことが好きすぎて、欲しくてたまらないのに、拷問だろ・・・」
眉を下げて懇願する彼がたまらなく好きだ。
「じゃあ、頑張って起きてちょうだいね。」
去り際に頬にキスを落とした。
朝からそうやって声をかけないと、低血圧で朝が弱い大吾はなかなか起きて来ない。
ましてやここのところ・・・結婚にYESの返事をしてからと言うものの、毎晩のように愛を確かめ合っていては起きれなくても仕方ない、といったところだろうか。
「・・・お前は朝からパワフルだな・・・」
半分くらいムスッとした表情のまま、食卓につく大吾を見て可笑しくなる。
「そう?じゃあ貴方も朝からパワフルになれるようにする為、今日からは別々に寝ましょうか。」
差し出したコーヒーカップを持つ手首を物凄い勢いで掴まれる。
「それだけは勘弁してくれ・・・狂う。お前のことが好きすぎて、欲しくてたまらないのに、拷問だろ・・・」
眉を下げて懇願する彼がたまらなく好きだ。
「じゃあ、頑張って起きてちょうだいね。」
去り際に頬にキスを落とした。