miss you.
その日の夜。
私は死んでいた。
弟にカンチョウされても一ミリも動じないほど死んでた。
孫の手でカンチョウされた時には半殺しにしといたけど。


わたし、なんであんなこと…
応援してるみたいだった…二人のこと…認めたみたいだった……

やだよ。本当は。
二人が仲良くなればなるほど嫌悪感も嫉妬も悩みも膨張していく。

好きな人の前では本当に伝えたいこと、本当に言いたいこともパニックになって言えなくなるんだなあ…。

うう、辛いよ。
明日からどうやって接しろっていうのよ。


まあ、もともと話すことなんて、全く、なかったん、だけど、ね……。



──次の日──

私はやはり乙女心が瞬間接着剤でつけられてるのだと思う。
出巣予に気付かれたくて
制服の上からうっすらとわかるくらい濃い色のブラをわざとつけてきたんだから………//
< 13 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop