miss you.
ー6時、南公園ー
返信は、"はい。"
たったこれだけ。
これだけだけど、とてもいろんな感情が見えた。
複雑で、絡まってしまっている、たくさんの感情が。
日が傾き、少し肌寒くなってきた。
「夏子…!」
「…!」
聞き覚えのある声。
私の大好きな声。
私の好きな人の声…。
「出巣予っ…!!」
「待たせてゴメン。」
「ぜ、全然。私こそ急に呼び出したりして…」
出巣予はすこしうつむいた。
「伝えたいこと、っていうのは…」
「あ、えっと…ね。」
私が一番、伝えたいこと。
言わなきゃ。
「私ね…」
言わなきゃ。
「ずっと出巣予のこと――」
「やめろ。」
えっ、?
「ごめん。」
「なに、が…」
私まだ何も…。
「その先は、聞きたく、ない。」
「なんでっ…!?」
「俺のほうがずっと前から夏子のこと好きだったからだよ!別れる前も、別れた時も、別れてからも!
全然忘れられてないんだよ!!!!!」
「えっ…」
「それなのにお前から言われるとかそんなんプライドが許さねえから。」
出巣予…!!!!
返信は、"はい。"
たったこれだけ。
これだけだけど、とてもいろんな感情が見えた。
複雑で、絡まってしまっている、たくさんの感情が。
日が傾き、少し肌寒くなってきた。
「夏子…!」
「…!」
聞き覚えのある声。
私の大好きな声。
私の好きな人の声…。
「出巣予っ…!!」
「待たせてゴメン。」
「ぜ、全然。私こそ急に呼び出したりして…」
出巣予はすこしうつむいた。
「伝えたいこと、っていうのは…」
「あ、えっと…ね。」
私が一番、伝えたいこと。
言わなきゃ。
「私ね…」
言わなきゃ。
「ずっと出巣予のこと――」
「やめろ。」
えっ、?
「ごめん。」
「なに、が…」
私まだ何も…。
「その先は、聞きたく、ない。」
「なんでっ…!?」
「俺のほうがずっと前から夏子のこと好きだったからだよ!別れる前も、別れた時も、別れてからも!
全然忘れられてないんだよ!!!!!」
「えっ…」
「それなのにお前から言われるとかそんなんプライドが許さねえから。」
出巣予…!!!!