miss you.

きっとこれからも

「で、出巣予…
わたし、わたし…その…」

「しっ。言ったらダメだよ。言わせてよ。」

ドキン…


「好きだ…夏子のこと。ずっと想ってた。」

ぶわっっっっ

「なきむしなつこ。」

そう言って袖で涙を拭ってくれた。

「ありがとう、出巣予…嬉しい…私も同じ気持ち。」

ぎゅ。

不器用に抱きしめてきた出巣予。


「あったかい。。。」

「もうはなさないからな。誰に何を言われても、俺がぜってー守るから。」


そう言ってしばらく抱きしめ合っていた。
出巣予の心臓の音、暖かい体温が私を安心させた。