都合のいい女の条件
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薄暗い部屋
「輝さん、明日は何時に起きますか?」
「そっちは?」
「私は6:30です」
「じゃ、一緒に起こして」
ベッドに腰掛けて目覚まし時計をセットする女の
後ろから服に手をいれて耳にキスをする
「輝さん、明日は水曜ですよ?」
「うん」
次は首にキス
「寝不足になりますよ?」
「嫌?」
俺の手は止まらない
「…嫌じゃないんですけど」
珍しく渋るな
「………あの、
一回だけ名前を呼んでもらってもいいですか?」
名前?
「あれ?呼んでなかったけ?」
「……はい」
「響子」
「………」
再び耳にキスをして
「…響子」
止まっていた手をまた動かして
「響子、エッチしよ?」
「…台無し…」
「え?」
「何でもないですっ」
女ってのはよく分かんねえな
いや、響子が分からないのか?
思ってた反応と違ったり
そうかと思えば
不意打ちで攻撃してくるし
でも、まあ心地いいからいいか