都合のいい女の条件
会場に着いた
雨は止んでいた
「輝先輩!」
「おぅ。竹田、久しぶりだな」
「輝先輩、山口先輩が…!」
「話は聞いてる」
「オレ、幹事初めてで…」
「大丈夫だ。幹事全員集めろ」
「…はい!!」
書類を見ながら個々の役割を確認する
「余興は竹田、内容と景品の確認しておけよ。
音響はメグちゃん側の幹事の女の子二人で
店の人に設備のことを聞いておくこと。
受付は響子一人で大丈夫だな」
「え?受付一人で大丈夫ですか?」
「コイツは大丈夫だ」
響子に1万円札を3枚渡す
「これで釣り銭の両替してこい」
「分かりました」
あと1時間で客が来る時間だ
「今話したことを30分で終わらせる。
終わったらまた集合だ」
「輝先輩は?」
「ちょっと店長と話してくる。急げよ」