都合のいい女の条件


時間が経つのは早い

急いでたら尚更だ



「今のところトラブルは?」

「ないです」


よし



「輝さん、バルーン電報だそうです」

「新郎新婦の席に置いて。両替は?」


「終わりました」


響子に客のリストを渡す


「客自身にチェックさせるんだ。
時間より早く来てたら、人数を見て中に入れていい。
お前の判断に任せる。
あと、遠藤たちが来たら中には入れず待機させて」


「分かりました」




「予算に余裕があるから店の人に頼んでケーキ入れてもらうから、
サプライズでケーキカット入れるぞ。遠藤たちには言うなよ」





そろそろ客が来る時間だ


「みんな、何とかなるから大丈夫だ。
ちゃんと休憩して飲み食いしろよ。
山口先輩の分まで頑張ろうな」



「「「はい!」」」




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