都合のいい女の条件


「輝、お疲れ」


遠藤…

「客の見送り終わったのか?」

「ああ。山口先輩のこと聞いたよ。いきなりで悪かったな」



「別に。先輩の段取りがいいからその通りにしただけだし」

「ありがとな」





「別にいいよ……遅くなったけど、おめでとう」

「ん」





「輝くん!」

メグちゃん…


「ね、コレどういうこと?」と花束を持ち上げる



「次は輝くんでしょ」

「そうかな」



「「素直になれよっ!!」」




もうやだ。この夫婦




「輝先輩!」

竹田、てめぇ最後に裏切ったな



「オレ、すげぇ感動したっす!輝先輩の結婚式の幹事はオレに任せてください!」

「いや、その時は遠藤に頼むし」



「ヒデー…オレもちょっとは頑張ったのに」



はは。その時は竹田にブーケをあげないとな


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