都合のいい女の条件


「お前、一人暮らし?」

「はい」



「行くぞ」




女の家は電車で3駅ほどだった

にしても、随分と暗い道だな…



「あの…輝さんとメグさんの関係は?」


「あー、メグには会社の経理をたまに頼んでるんだ」





なんせ男2人の職場なワケで
つい、面倒な事は後回しにしてしまう

だからメグにバイト代払って経理をやってもらっている
どうせ遠藤に会いに来るから丁度いいし



「なるほど。分かりました」

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