ハロウィンにオバケが訪ねて来たら!?
〇私、オバケは嫌いです。
*あなた達は誰ですか。
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「お母さ〜ん、お父さ〜ん、戻って来てよ〜〜〜。」
幼い頃。
私は母と父を事故で亡くした。
一人は嫌。一人は怖い。
そう思ってた。
「たくっ、いつまで泣いてんだよ!
泣いてたらお前の母さん、悲しむぞ。」
君はそう言って。
笑ってくれた。
いや、笑ったフリをしてたんだ。
「ゆー君、涙出てるよ?」
「出てねーよ。」
「出てる。」
「出てねー。」
「出てるって。」
「出てねーてっ!」
―――ぷっ、
「「あはははははっ。」」
気付けば涙は止まってて。
いつの間にか、笑ってて。
「涙止まって、良かったな。」
君も、泣きながら、笑った。
君のお蔭で、笑えたよ。
*゚.☆*゚.☆*゚.☆*゚.☆*゚.
ありがとう、泣き虫ヒーロー。
*゚.☆*゚.☆*゚.☆*゚.☆*゚.
こんにちは!らてあーと。です。(o^・^o)
この作品は、《第9回日本ケータイ小説大賞》に応募します。
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いつも一緒に居た幼馴染み。
何があっても味方をしてくれて、
優しくて、カッコ良くて。
――そんな幼馴染みと、同居開始!?
゚.*゚:☆.,゚.*゚:☆.,*
「要、陽、ご飯の準備出来たよ〜〜。」
白石 めく(16)Siraisi Meku
×
「俺の口に会う食いもンなんだろーな?」
三門 要(16)Mikado Kaname
×
「俺、姉ちゃんが作ったのだったら、何でも食う。」
白石 陽(14)Siraisi you
゚.*゚:☆.,゚.*゚:☆.,*
「めくは俺んのだ!!」
「いーや、俺のだよ。」
「てめー、めくと姉弟だろ!!」
「姉弟だから、知ってる事もある……。」
「俺だってめくのハダカ位知ってるぜ!!」
「誰もハダカって、言ってない……。」
「二人共、ケンカは止めて〜〜〜!!」
シスコンな弟まで!?
これからしばらくは、厄介なこの二人に悩まされそうです…………(泣)。
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リンゴーン リンゴーン……
―――夜の終わりを告げる鐘がなる。
私は必死にお城のらせん階段をおりる。
王子様に捕まらないように―――――――――…………
カランッ
「あっ!!」
私の靴が―――――……
水晶で出来た透きとうるような美しい靴。
せっかく魔女がくれたのに――――……
「シンデレラ、どこだい!?」
この声は――――…
きっと、もうそこまで王子様が来ているんだわ。
もう靴なんてどうでもいい。
王子様は、私がとっさに名のった名前で 呼んでくれている。
でも……
ごめんなさい、王子様。
シンデレラは――――――
本当の名前じゃないの――――――………………
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