叙情
「そうそう、真弓ちゃんに
プレゼントあるんだ」


そう言いながら
布団の上に置いてある袋を手渡された。


「え、でも・・・」


「開けてみて」


うれしそうな表情を浮かべ
私の反応をじっと見ている。


「じゃあ・・・・」


ゆっくりと
手渡された袋の封を開けると


「・・・エプロン?」


エプロンだ。

可愛い・・・・


エプロン全体に
大きく、可愛い絵がプリントされている。

あまりの可愛さに
思わず顔がほころんでしまっている。



「うれしい?」


「え、うん。うれしい。
すごく可愛い」


「良かったぁ」


安心したように
大きく息をはいた。
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