叙情
そして、半分ほど食べた頃
「真弓、さっき・・・
せっかく作ってくれたのに
ごめんな」
「いやいや、私は何もしてないから」
そう言う私に
「別に隠さなくてもいいって。
自分で作った料理
平気でひっくり返す奴なんて
そうそういねぇって。
作った苦労知らねぇ奴が
平気でムダにするわけだしな」
「そんな事は・・・」
「まぁ、まひろは家事全般嫌いだし
料理自体できるはずねぇんだけど
あんな自信満々で言われたら
料理教室でも行ってんのかとか一瞬信じた俺もバカだけどなー。ははは
ひっくり返した瞬間
真弓が作ったんだって我に返ったけど」
「・・・・・・」
何て言えばいいのか分からない。
肯定も否定もできず
ただ、黙って食べるしかなかった。
「真弓、さっき・・・
せっかく作ってくれたのに
ごめんな」
「いやいや、私は何もしてないから」
そう言う私に
「別に隠さなくてもいいって。
自分で作った料理
平気でひっくり返す奴なんて
そうそういねぇって。
作った苦労知らねぇ奴が
平気でムダにするわけだしな」
「そんな事は・・・」
「まぁ、まひろは家事全般嫌いだし
料理自体できるはずねぇんだけど
あんな自信満々で言われたら
料理教室でも行ってんのかとか一瞬信じた俺もバカだけどなー。ははは
ひっくり返した瞬間
真弓が作ったんだって我に返ったけど」
「・・・・・・」
何て言えばいいのか分からない。
肯定も否定もできず
ただ、黙って食べるしかなかった。