叙情
あんな事しといて・・・

平気で寝てるし・・・


目が冴えてしまっている私は

欲求不満かって話で・・・


・・・でも、

欲求不満って
もしかしたら、こういう悶々とした気持ちの事を言うのかもしれないわけで・・・


何だか、総一に触れられたとこが

熱く・・・未だに感触があるほどだ。



おかげで、心臓の鼓動が落ち着く事なんてないほどに

ずっと・・・


高鳴り続け

眠れるはずなんてなく


結局・・・・朝まで


総一の寝顔を見ながら過ごしてしまっているわけで・・・



「朝だよ、アラーム鳴ってるよ?」



「携帯壊せ」


「は・・・?」


寝起き悪いんですが・・・・。



「総一、朝、朝だよ」


「うるせぇ・・」



完璧に寝起き悪い。


「遅刻するよー」


「あぁ、どうでもいい」


どうするべきなのか
頭を悩ませてしまっている。

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