叙情
そして、部屋に戻ってくると
何事もなかったように
「もっかい寝るぞ」
そう言いながら
片腕で私の体を巻き込むように
布団に寝転ばされている。
私の方に体を向け片腕に締め付けられるように仰向けに寝ている私は
何も言えるはずなく
ただ、そのまま黙り込んで横になっているわけで・・・
けれど・・・
それから数十分経った頃
「総ちゃーん?」
総一の部屋の扉が大きく開き
まひろさんの姿があるわけで・・・
羽交い絞め状態の私は
飛び起きる事も、総一から離れる事もできず
ただ、総一を起こすようにジタバタと
手足をバタつかせているだけだ。
「っ・・・
暴れんなって、何だよ?」
不機嫌そうに睨み
私の方を見ている総一。
「総ちゃんっ
何してんの!?」
怒鳴るように
私を固定していた総一の腕を
無理矢理はがすと
「総ちゃんってば!」
「あーもう、うっるせぇ・・・何だよ?」
寝起きの悪い総一は
誰であろうと関係ないらしい。
何事もなかったように
「もっかい寝るぞ」
そう言いながら
片腕で私の体を巻き込むように
布団に寝転ばされている。
私の方に体を向け片腕に締め付けられるように仰向けに寝ている私は
何も言えるはずなく
ただ、そのまま黙り込んで横になっているわけで・・・
けれど・・・
それから数十分経った頃
「総ちゃーん?」
総一の部屋の扉が大きく開き
まひろさんの姿があるわけで・・・
羽交い絞め状態の私は
飛び起きる事も、総一から離れる事もできず
ただ、総一を起こすようにジタバタと
手足をバタつかせているだけだ。
「っ・・・
暴れんなって、何だよ?」
不機嫌そうに睨み
私の方を見ている総一。
「総ちゃんっ
何してんの!?」
怒鳴るように
私を固定していた総一の腕を
無理矢理はがすと
「総ちゃんってば!」
「あーもう、うっるせぇ・・・何だよ?」
寝起きの悪い総一は
誰であろうと関係ないらしい。