叙情
こんな事してる場合じゃない。
壁につたいバランスを取りながら
玄関の方へ向かうけれど
2つの固い鍵を開けれるはずもなく・・・
そうこうしているうちに
総一の車の音が聞こえ
玄関のインターフォンが鳴った。
「総一!?」
扉に向かって
そう叫んだ。
「真弓か!?大丈夫か!?」
扉の向こうで
総一の声がする。
「鍵が・・・」
「・・窓割るぞ?」
その言葉の直後
部屋の方の窓ガラスが
すごい音と共に割れ
割れた窓から入ってきた総一は
「おま・・何だよ、それ」
慌てながら
私を縛っているテープを
必死で解いてくれている。
壁につたいバランスを取りながら
玄関の方へ向かうけれど
2つの固い鍵を開けれるはずもなく・・・
そうこうしているうちに
総一の車の音が聞こえ
玄関のインターフォンが鳴った。
「総一!?」
扉に向かって
そう叫んだ。
「真弓か!?大丈夫か!?」
扉の向こうで
総一の声がする。
「鍵が・・・」
「・・窓割るぞ?」
その言葉の直後
部屋の方の窓ガラスが
すごい音と共に割れ
割れた窓から入ってきた総一は
「おま・・何だよ、それ」
慌てながら
私を縛っているテープを
必死で解いてくれている。