叙情
近くのホームセンターで
鍋などの調理道具を買い、
隣接するスーパーで
調味料や食材を買い込んだ。
2人で手一杯の袋を提げ
車の方に向かっている途中で
「総一じゃん?」
少し長めの髪に
所々、金髪のメッシュが入っている男性が
私達の元へ近づいてきた。
女の子のように目が大きく
色白の可愛い顔に
165cmあるかな・・というほどの
男性にしては小さめの身長だ。
けれど、そんな容姿とは正反対に
耳には多数のピアスがつけられている。
「おぉ~、リオン!
すっげぇ、久々じゃねぇ?」
総一のテンションが一気に上がり
うれしそうな表情だ。
「つーか、お前
何で電話繋がんねぇの?
電源切ってねぇ?」
「あー・・あの携帯壊れててさ。
親父名義だから、買いかえる事もできねぇし
家に置きっぱなんだよ。
別なの買ったから、番号教えとくわ。
他ん奴らにも教えといて」
そう言いながら
携帯を取り出し
番号交換が始まっている。
鍋などの調理道具を買い、
隣接するスーパーで
調味料や食材を買い込んだ。
2人で手一杯の袋を提げ
車の方に向かっている途中で
「総一じゃん?」
少し長めの髪に
所々、金髪のメッシュが入っている男性が
私達の元へ近づいてきた。
女の子のように目が大きく
色白の可愛い顔に
165cmあるかな・・というほどの
男性にしては小さめの身長だ。
けれど、そんな容姿とは正反対に
耳には多数のピアスがつけられている。
「おぉ~、リオン!
すっげぇ、久々じゃねぇ?」
総一のテンションが一気に上がり
うれしそうな表情だ。
「つーか、お前
何で電話繋がんねぇの?
電源切ってねぇ?」
「あー・・あの携帯壊れててさ。
親父名義だから、買いかえる事もできねぇし
家に置きっぱなんだよ。
別なの買ったから、番号教えとくわ。
他ん奴らにも教えといて」
そう言いながら
携帯を取り出し
番号交換が始まっている。