叙情
ひとまず、今は
そんな事を考えるよりも
目の前のこの状態を
どうにかする事にしよう。


きったないなぁ・・・


どれが洗濯されてる服なのか全然判断がつかない。

そもそも洗濯してるのかすら怪しい。


・・・いいや。

全部、洗濯しちゃえ。


そこら辺の服を全部かき集め
洗濯機の所へ持って行くけれど

既に洗濯機の中には
入りきらず溢れるほどの洗濯物の山が完成していた。



もう、ため息しかでない。


洗濯機の中から溢れている洗濯物を取り出し
ひとまず、スイッチオン。


そんな事をしているうちに


「ほい、買ってきたよ」


ゴミ袋を購入したリオンくんが帰宅。
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