On Your Marks…~君と共に~



__「On Your Marks…」




会場のアナウンスがそうコールしたとたん、シーンとなるスタンド。




……この緊張感……知ってる。



懐かしい…。



なんでだろう。



なんで、こんなにも胸がドキドキいっているんだろう。








__「Set…!」




ドクンとなるあたしの心臓。




知ってる。


あたしはこの感覚を確かに知っている。








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