誓い
「聞いてくれよ!」

俺は部室に入ってすぐ近くにいた哲彦に
興奮した声で話しかけた。

「なんだ?」
「面白い遊びを拾ったんだ。」
「面白い遊び?」

哲彦は眉を寄せて少し首を傾げる。

「どうせ、またつまらないお遊びだろ?」

後ろから健司がかったるそうに歩いてくる。

「いいや、今回はそんなことないぞ。」
「どんな遊びだよ。」
「少なくとも、前回やった弧狗狸さんよりは
 楽しめるんだろ?」
「あたりまえだろ!!」
「ほぉ~。」

まずはメンバーが揃ってからだ。
話はそれから。

俺たちは残りの部員の雪を待った。

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