誓い
誓いの内容は…
『・面白い遊びがあったらすぐにメンバーに
報告し、危険かどうかを判断し
メンバー全員で参加する。
・遊びの結果は各自部長に報告する。
・集会には必ず参加すること。
・仲良くする。』
「お前、≪仲良くする≫とか幼稚かよ。」
「いいじゃねぇーかよ!!」
俺の書いた誓いの内容を笑う健司。
俺はこれくらいしか思いつかねえっつの。
「でも、喧嘩とか嫌いだよ。」
「まぁな。」
「はら、早く名前書けよ。」
「おぉう。」
哲彦に急かされ、俺と健司は
急いで紙に名前を書く。
「罰はどうする?」
「どうせなら、もうしません!!っていう
感じのがいいよなー。」
「そうだな。」
みんなが頭を捻らせ考えていると
雪はハッとした顔をした。
「そういや、私も昨日の夜ネットで調べて
出てきたんだけど…。」
「ん?」
「昔の人は罪人を罰するときは
罪人の爪を剥がしてたんだって。」
「あ、それ聞いたことある。」
「じゃあ、それにするか。」
俺は紙にペンを走らせようとした時に
雪が心配そうな声で言った。
「けど、もし…、もしだよ?
罰を受け過ぎて爪がなくなったら?」
「そうだな…。まぁ、全部で20だし、
そんな簡単になくならないだろうがな。」
(だから大丈夫だろ。)と言う哲彦の言葉に
「爪がなくなったら肉を剥げば?」と
クククッと喉で笑いながら健司は言った。
「うわ!痛そう…」
「痛いだろうよ。
つか、痛いじゃすまねぇよ。」
『・これらの誓いを破った者には
爪剥ぎを罰とする。
また、爪がなくなった場合は
体の肉を剥がすことを罰にする。』
「これでいいだろう。」
俺はペンを置いてそう言った。
「わぁ~、なんか本当に楽しそうな
なにか起こりそうだね。」
「起こってもらわなきゃ困る。」
両手を合わせて軽くジャンプをしながら
無邪気に笑う雪の横で健司は
少し呆れた顔で言う。
「誓いと罰はこれでいいな。」
「次は血を1滴ずつだな。」
俺たちは名前を書いた順に
紙に血を垂らす。
『・面白い遊びがあったらすぐにメンバーに
報告し、危険かどうかを判断し
メンバー全員で参加する。
・遊びの結果は各自部長に報告する。
・集会には必ず参加すること。
・仲良くする。』
「お前、≪仲良くする≫とか幼稚かよ。」
「いいじゃねぇーかよ!!」
俺の書いた誓いの内容を笑う健司。
俺はこれくらいしか思いつかねえっつの。
「でも、喧嘩とか嫌いだよ。」
「まぁな。」
「はら、早く名前書けよ。」
「おぉう。」
哲彦に急かされ、俺と健司は
急いで紙に名前を書く。
「罰はどうする?」
「どうせなら、もうしません!!っていう
感じのがいいよなー。」
「そうだな。」
みんなが頭を捻らせ考えていると
雪はハッとした顔をした。
「そういや、私も昨日の夜ネットで調べて
出てきたんだけど…。」
「ん?」
「昔の人は罪人を罰するときは
罪人の爪を剥がしてたんだって。」
「あ、それ聞いたことある。」
「じゃあ、それにするか。」
俺は紙にペンを走らせようとした時に
雪が心配そうな声で言った。
「けど、もし…、もしだよ?
罰を受け過ぎて爪がなくなったら?」
「そうだな…。まぁ、全部で20だし、
そんな簡単になくならないだろうがな。」
(だから大丈夫だろ。)と言う哲彦の言葉に
「爪がなくなったら肉を剥げば?」と
クククッと喉で笑いながら健司は言った。
「うわ!痛そう…」
「痛いだろうよ。
つか、痛いじゃすまねぇよ。」
『・これらの誓いを破った者には
爪剥ぎを罰とする。
また、爪がなくなった場合は
体の肉を剥がすことを罰にする。』
「これでいいだろう。」
俺はペンを置いてそう言った。
「わぁ~、なんか本当に楽しそうな
なにか起こりそうだね。」
「起こってもらわなきゃ困る。」
両手を合わせて軽くジャンプをしながら
無邪気に笑う雪の横で健司は
少し呆れた顔で言う。
「誓いと罰はこれでいいな。」
「次は血を1滴ずつだな。」
俺たちは名前を書いた順に
紙に血を垂らす。