『大好き』っていいね


「希奈…母さん呼んでたけど…何してんの?」

「あ、秀。今は、服選んでるんだけどさぁ、なかなか決まらないのよね〜。」

今日はお母さんとデパートにお出かけです。

そして、服を選んでるんだけど、決まらない〜。

「デートじゃないんだから、なんでもいいじゃん。」

秀はそう言って、私のベットに座る。

昔は、元気で可愛い性格してたのに。

今は、ちょー生意気。

「あんたには関係ないの‼女の子はいつでもオシャレしないとね。」

「はいはい。彼氏いないからって、オシャレしたところで、男がよって来るわけでもないのに。」

うわっ、なんなのこいつ。

「は?別に興味なんてないんですけど〜。だから、あんたには関係ないの‼」

もう‼

生意気すぎる。

姉をなんだと思ってるのかしら。

「希奈ー!!早くしたくしてちょーだい!!バスが出ちゃうわよ〜。」

こいつのせいで時間が‼

私は適当な服を選んだ。

「今行く〜!!」
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