『大好き』っていいね

楽しい…[希奈side]

竜兄が風呂に入っている間、私は考える。

「何で、初めて会ったばかりの人に素直に話せるのかのかなぁ。」

家族の人でさえ、素直じゃないんだよ。

しかも、自分でもわかるくらい甘えてるし。

私、絶対おかしいよ。

「まぁ、悪態ついてりより、マシだよね。」

とにかく、ポジティブに考えないとね。

しかも、今日はすっごく楽しかった。

楽しいって思ったの、久しぶりかも。

家にいると、お母さんとお父さん喧嘩してるし。

学校ではつまらない話を友達(?)とするし。

これは、これで良かったんだよね。


「上がったよー。」

いろいろ考えてると、竜兄が上がってきた。

「お帰り〜。」

「俺、今からやらなきゃいけない事あるから、先寝てていいぞ。俺のベット使っても良いけど、どうする⁇」

「希奈中2だよ?こんな早く寝ないよ?しかも9時だし。買ってきた本読んでから寝るよ。」

「わかった。遅くなりすぎるなよ。」

「わかってるよ。」

お兄ちゃんが出来た気分♪


最近はまってるケータイ小説がある。

これでも、中学生だし、ケータイ小説は読むんだよ。

しかも、恋愛系。

でもって、泣ける感動系。

最高♡

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