『大好き』っていいね
翌朝。
目が冷めると横には竜兄が寝ていた。
寝顔可愛い(笑)。
時計をみると、5時だった。
少し、早かったかな⁇
私は竜兄を起こさないように、ゆっくりベットから出てリビングに向かった。
今起きたってする事は何も無いんだけどね。
暇なので、スマホをいじる事にした。
すると、メールがきていた。
それはお母さんだった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ごめんね。
もう、限界だから、出ていくね。
希奈を連れて行きたかったんだけどね、お泊まりみたいだったから。
後はお父さんをよろしくお願いします。
本当にごめんなさい。
ーーーーーーーーーーーーーーー
お母さん…でて、行っちゃったの?
嘘でしょ?
何で娘が心配してるの知ってて仲直りしなかったの。
何で。
もう、わけわかん無いよ。
これが夢ならよかったのに。
私は泣いた。
声を出さないよう、泣いた。