『大好き』っていいね
放課後
結局、聞く暇が無かった為、放課後になってしまった。
しかも、明は部活だし。
でも、明日にしたら聞きにくくなるだろうし。
そう思い、私は結衣を探す。
階段を下りていると、友達と一緒にいる結衣をみかけた。
「結衣!!」
私はすぐに声をかけた。
結衣はビックリしながら私のいるほうを向いた。
「希奈?」
結衣は機嫌を悪くしたのか私を睨む。
「…っ、結衣、話があるの…」
ビビりながら私は結衣にいった。
結衣はため息をついた。
「わかった。皆、先に部活行ってて良いよ♪」
他の子には可愛らしく、そう言った。
「行こう。」
でも、私の前では性格が違う。
さすがにイラっとするわ〜。