『大好き』っていいね
すると、頭にあたたかいものがあった。
「喧嘩したってことは、ちゃんとその人のことを知ってるから、いろいろ言えるんだ。悪いことじゃない。しかも、謝ろうって思う気持ちは誰にでも思えることじゃないから。希奈は、良い子だな。」
竜兄は私の頭を撫でながら言った。
やっぱり、謝ろう。
許してもらえなくてもいい。
仲直り出来なくてもいい。
言えればそれでいいんだよね。
「…うん。明日、謝る。」
私は少し顔をあげる。
竜兄はニコッと笑ってくれた。
「頑張れ!!」
竜兄はそれだけ言って「晩飯〜。」と言ってキッチンに向かった。
竜兄のそう言うところが好きなのかな?
一緒にいて落ち着く。
ありがとね。
竜兄、大好き!!
なんて、私は口にすることはできなかった。
「喧嘩したってことは、ちゃんとその人のことを知ってるから、いろいろ言えるんだ。悪いことじゃない。しかも、謝ろうって思う気持ちは誰にでも思えることじゃないから。希奈は、良い子だな。」
竜兄は私の頭を撫でながら言った。
やっぱり、謝ろう。
許してもらえなくてもいい。
仲直り出来なくてもいい。
言えればそれでいいんだよね。
「…うん。明日、謝る。」
私は少し顔をあげる。
竜兄はニコッと笑ってくれた。
「頑張れ!!」
竜兄はそれだけ言って「晩飯〜。」と言ってキッチンに向かった。
竜兄のそう言うところが好きなのかな?
一緒にいて落ち着く。
ありがとね。
竜兄、大好き!!
なんて、私は口にすることはできなかった。