『大好き』っていいね

制服に着替える。

ブレザーだとネクタイがめんどくさい。

何で、ブレザー何だよとか思う毎朝。


リビングに行くと、希奈が黙って椅子に座っている。

朝はいつもこう。

ボーッとする、希奈は脳はまだ寝ている。

そして、朝食を準備するのは俺。

「今日は、時間あるし、卵焼きだな。」

冷蔵庫から卵を出す。

希奈の方をみると、顔をつくえにたおして?いる。

倒れこんでいるって感じ?

体までが眠ったか。

だから、早く寝ろって言ったのに。


卵焼きが出来て、味噌汁も作っていたりした。

そして、ご飯を茶碗にいれる。

「希奈〜。起きろ〜。準備出来たし持ってけ〜。」

希奈は起き上がり、キッチンにくる。

そして、何も言わずに持って行く。

「食べる前に顔、洗っとけよ。」

希奈は頷き、リビングを出て行った。

その間に、俺の分も持って行き。

その後、鍋などを洗う。

俺が先に食べるのは、申し訳ないし。

「竜兄!!おはよう!!洗ったよ〜。」

顔を洗うといつも通りに戻る。

「よし‼飯食うぞ!!」

「わぁ〜!!美味しそう!!いただきまーす」

美味しそうに食べる希奈の顔を見てると、なんか幸せ。

「ん‼今日の卵焼きいつもより甘い!!砂糖入れたでしょ?」

「よくわかったな。正解。」

「へへっ。わかるよ。竜兄の卵焼き、どんな味でも好きだし‼」

ハキハキしてるところ、久しぶりに見た気がする。

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