禁断の…








「ねぇ、優菜、私さ、武下先輩のタイプと正反対なんだよね…」







「え??そうなの??」





武下先輩は、美波の彼氏で、テニス部の先輩らしい、すっごくいい人らしいけど。






「うん、なんかね、1年生がきいたんだって、先輩に、好きなタイプ…」









好きなタイプ…私が先生に誤ってきいてしまった、恥ずかしい、今の私のなかではNGワードじゃないかっ




「うん、それで??」




「無口で、ミステリアスな子…らしいよ」





「えー!?美波と全然違うじゃんっ!!」






「うん、先輩、そんな人が好みなら、
私、ウザイって思われてるのかな…」







「いやいやいやいや、全然、そんな感じには見えないよっ!!むしろ、あんまりラブラブすぎるように見えるし!!」






美波と武下先輩はすっごくなかがいい。


まぁ、多分、武下先輩、冗談で言ったんだろうな…




「そう??うーん、あんまり気にしないほうがいいよねっ」



「うん、絶対そっちがいいって!
冗談で言ったかも知んないんだし!!」



「うん、、、そうする」






武下先輩の場合は、そうだよね??



冗談…




先生の場合は、、、、??



冗談なわけないか

嘘いってどうするよ。笑






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