LOVEPAIN③
「広子ちゃん、撮影自体はもう三度目だから、
要領は分かるよね?」
「はい。
なんとなくは……」
三度目でも、今からAVの撮影をするのだと思うと、緊張もするし、
色々と複雑……
「広子ちゃんなら、大丈夫だよね。
じゃあ、今日も頼んだよ」
そう言って、私の肩を叩きコウジロウさんは、私から離れて行った
どうせするなら、完璧にしたい
私は大きく、溜め息を付いた
仕事なんだから、頑張らないと