ポジティブGIRLと愉快なBOYたち
明日から学校行けねぇ。大勢の前であんな恥...



沙絃や悠は耐えられても俺はあのクラスにもう入れない。皆の目気になっちゃう。





沙絃にそれを伝えたら多分「そんくらいでww」ってウザいことになるから言わない。





夏閃や黎はどうだろう。



もしかして俺だけか?恥かいたなんて思ってるの。





「...」





誰か俺のこの気持ちをわかる人はいないだろうか。














架「もー明日から学校行きたくないよぉ~」



「...」





思わぬところにいたよ、俺と同じこと考えてる人。





確かにこういう人求めてたしもしいたら愚痴言いたいとか思ってたけど架月ちゃんはちょっと違うと思う。





それよりも俺は架月ちゃんと似たところがあると思うと複雑。



大丈夫だ、俺はそこまでバカじゃない。





沙「大丈夫だよ、俺がいるから」





何言ってんだこいつ。お前がいるからなんだよ。何が変わるんだよ。





つか沙絃、架月ちゃんがどんな子なのか気づいてないのか?





前に「俺のタイプは大人っぽい女の子」とか言ってたくせに今お前がハマってる女の子大分的外れだぞ。


お願いだから気づいてくれ。全く真逆だからな。





架「あ、私皆の名前聞いてなかったね」





架月ちゃんがそう言ったのは、学校を出て近くのマックに寄ろうと話が進んでいた時だった。





...いや今更かよ!





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