君と僕の物語
「なっ……!」


顔が赤い


「はぁ……」



「お前なぁー…」



「えっ!?なに??」



「なんでもねぇよ!」



え、え、えぇ??



なんで怒ってるの??



「怒ってる??」



「怒ってないよ」



「素直に感謝したんだから……」



「怒らないでね!」



感謝するの恥ずかしかったんだから…


「あのさ……」



「1つお願いがある。」



「ん??なになにー??」



「俺にお前を守らせろ!」



「俺のせいでいじめられるとか、そんなの無しだからな!」



力強い声



あなたの言葉が聞きたかったよ



もう一回、聞きたかったの



やっぱり私は蒼がいてくれるなら、大丈夫です



蒼、ありがとう。



素直に伝えられなくても、心からそう思ってます
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