君と僕の物語
ユニット
「はぁ………」



深いため息が出る



「いいとはいったけど…」



「おぃ!何ぶつぶついってんだ??」



急に現れた蒼に驚き、バランスを崩す



ーグラッ



「キャッ……」



怖くて目を閉じた



スローモーションのようで、止まらない



気づいたら、蒼の腕の中にいた



「キャァーーーー!」



「ど、どうした!?」



「な、なんで!?なんで、蒼の腕の中に……」



後半は、恥ずかしくて言葉にできなかった



「お前、倒れただろ??びっくりさせてごめんな」



申し訳なさそうに謝る



「いや、大丈夫だよ??」



「そうか……」
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