君と僕の物語
蒼side
堤防で歌っている君を見つけた
すごく歌が上手くてホントに人間かと疑った
透き通った声
正しい旋律
なにもかもが完璧だった
顔立ちも整っていてすごく綺麗だった
だけど、どこか悲しそうだった
音はあっているのに、完璧なはずなのにどこかが欠けていた
俺が言うのはどうかと思うけど…
俺は毎日、ギターを弾きに堤防に来ていた
だけど、こんなやつがいるとは思いもしなかった
ギターは親父の形見
ずっと弾いてきたらしい
お袋と二人でユニットを組んでいたらしい
そこそこ有名でそこそこ上手かった
(そこまで聞いたことなかったけどな)
でも、俺はからっきしダメだった
まず、弾き方が曖昧だった
親父が死んで教わったのは中学2年くらいのときだしな…
まぁ、昔だな
俺はコイツとユニットを組みたいと思った
実力が違うのは見てわかる
だけど、欠けている部分を自分で見つけたかった
その時から惹かれていたのかもしれない…
すごく歌が上手くてホントに人間かと疑った
透き通った声
正しい旋律
なにもかもが完璧だった
顔立ちも整っていてすごく綺麗だった
だけど、どこか悲しそうだった
音はあっているのに、完璧なはずなのにどこかが欠けていた
俺が言うのはどうかと思うけど…
俺は毎日、ギターを弾きに堤防に来ていた
だけど、こんなやつがいるとは思いもしなかった
ギターは親父の形見
ずっと弾いてきたらしい
お袋と二人でユニットを組んでいたらしい
そこそこ有名でそこそこ上手かった
(そこまで聞いたことなかったけどな)
でも、俺はからっきしダメだった
まず、弾き方が曖昧だった
親父が死んで教わったのは中学2年くらいのときだしな…
まぁ、昔だな
俺はコイツとユニットを組みたいと思った
実力が違うのは見てわかる
だけど、欠けている部分を自分で見つけたかった
その時から惹かれていたのかもしれない…