ワタシの歩む道


「ねぇ沙羅。数学の宿題でどうしても解けないところがあるの。見せて。」

「イヤ。自分の力でやりな。やり方は教えてあげるから。」

「沙羅のケチ~。でも、教えてくれるならいいや。」

「ハイハイ、分かったから。で、どこが分からないの?」

「ここ。この問題だけどうしても解けないの。」

「これはねこの公式を使って、ここをこうしてこうすれば。」

「解けた~!ヤッター!ありがとう沙羅。だ~い好き。」

「友里亜はやればできるんだから頑張りなさい。」

「はーい。」

私達いつも一緒。

授業の合間の休み時間も二人でいる。

他にも仲のいい友達はいるけど友里亜といつも一緒。


友里亜と喋って授業を受けてを繰り返していると昼休みになっていた。
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