一番大切な人
☆第二章☆
病気への恐怖心
『送信っと。心配して来てたりして。それなら、どうしよっかな。』
ぶつぶつ言いながら、洗い物をして、洗濯物を干した。
行く準備が整い、玄関のドアを開けたところで、予想通りの人が立っていた。
『洋介!来るかなって思ってたよ?』
『一緒に病院行こう。』
『わかってる。でも…』
『だめかな?』
『一緒に行ってほしかったの。少し心細くて…』