明日また君に恋をする
もう言ってしまったことを後悔しても遅い。



だったら全部言ってしまおう。



そう思った私は、



「いつもニコニコしていい人ぶって疲れないんですか?」




私がそう言った瞬間、彼の表情は一変して




「何?あんたいつから気づいてたわけ?」




そう言った。




「それが本当のあなたってわけね。」




「あ?だったら何なわけ?バラスとか?」




「そんなわけ無いでしょ。あなたに興味ない。」




「どうせお前だって俺に抱かれたいんだろ?このままサボるか?」




口調は荒いものの顔はいつもの王子様スマイルで言う彼。





「言ったでしょ?相澤響さん。あなたに興味ないって。」



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