貴方の事が大好き。なのに…
家に着いた。私は自分の部屋に入るなりさっきの出来事を思い出してニヤついてしまった。その原因は今から30分前の出来事から始まった…。
〜30分前〜
菜々子と私は帰り道が真逆だから私は1人で歩いていた。でも時間も時間だと思い走ることにした。
はぁ…はぁ…意外と距離あるなぁ…
なんて考えてるうちに家のすぐ近くまで来ていた。
私は再び走り出した。
もう家だ…とスピードを落とそうとしたその時…!
誰かにぶつかりそうになった。
「うわっ!!」
「びっくりしたぁ…笑」
びっくりしたのはこっちも同じだよ!急に飛び出してきて…。
そう、この急に飛び出してきた彼は私の大好きな人。
神咲蓮。
まぁ私も急いでたから、あっちにしてみれば急に飛び出してきたのは私の方なんだけどね…笑
さて。私の心臓はやばい。やばい。
これはやばいぞ…