放課後の横顔
「へぇ~、これでユキホも晴れて生徒会かー!」
『まだ推薦されただけ!』
結局田島先生から呼び出された理由は…
村本~お前はな、やれば出来るんだから、やってみよう♪
なーんて、軽いノリで言われて
よく分からないけど、はーい♪なんてノッて答えた結果…
「良かったじゃん、田島ちゃんからの生徒会役員推薦とか」
そう、推薦されてしまった
「中々できないよ?だってさ~うちの学校、頭良くないと生徒会選ばれないじゃん?ユキホは頭良いし先生からの信頼も、まあ、人並みにあるし」
『人並みなのか…』
「でも、あたしは無理だな~ あんな特進クラスの人ばっかの中にポツンといるのは」
『だよね…』
「でもさ、中々ない機会だし今年だけやってみたら?」
『うー、ナツ…』
「大丈夫大丈夫!いざとなったら、あたしとアズサがいるから!(笑)」
幼馴染みのアズサと 中学からの付き合いのナツ。いつも目立つ二人の後ろにいた私…
生徒会することで何か変わるかな…?
『やってみようかな…』
少しは強くなれるかな…?